ポピュリズムとは何か - 民主主義の敵か、改革の希望か (中公新書)
本, 水島 治郎
によって 水島 治郎
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内容紹介 いま世界中でポピュリズムが猛威を振るっています。 「大衆迎合主義」とも訳され、民主主義を蝕む悪しき存在と見なされがちなポピュリズム。しかし、ラテンアメリカでは少数のエリートによる支配から人民を解放する力となりました。 またヨーロッパでは、ポピュリズム政党の躍進が既成政党に緊張感を与え、その改革を促す効果も指摘されています。現代のポピュリズム政党は、リベラルな価値、民主主義のルールを前提としたうえで、既成政治を批判し、イスラム移民の排除を訴えており、ポピュリズムの理解は一筋縄ではいきません。 本書は各国のポピュリズム政党・政治家の姿を描き、「デモクラシーの影」ともいわれるその本質に迫ります。 内容(「BOOK」データベースより) イギリスのEU離脱、反イスラムなど排外主義の広がり、トランプ米大統領誕生…世界で猛威を振るうポピュリズム。「大衆迎合主義」とも訳され、民主主義の脅威と見られがちだ。だが、ラテンアメリカではエリート支配から人民を解放する原動力となり、ヨーロッパでは既成政党に改革を促す効果も指摘される。一方的に断罪すれば済むものではない。西欧から南北アメリカ、日本まで席巻する現状を分析し、その本質に迫る。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 水島/治郎 1967年東京都生まれ。東京大学教養学部卒業、99年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。甲南大学助教授、千葉大学法経学部助教授などを経て、千葉大学法政経学部教授。専攻はオランダ政治史、ヨーロッパ政治史、比較政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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見渡せば、ブレグジット、トランプ、反移民の排外主義、そして国内では橋下、小池とポピュリズム現象をあちこちで目にする昨今、トランプまでフォローしたタイムリーな一冊。論点も見事に整理されています。米国での人民党を近現代の起源として南米や欧州、しかもベルギー、デンマーク、オランダ、スイスなど小国から独仏英の大国まで発展してた経緯やその原因を分析しています。価値観が多様化し代表制民主主義が高齢、非エリート、地方を蔑ろにした反発としてのはけ口になり、人権尊重が逆に反イスラムのような排外主義の口実につながる矛盾など色々と考えさせられます。
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