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日本の古代国家 (岩波文庫)

, 石母田 正

によって 石母田 正
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内容紹介 日本の古代国家はどのような構造だったのか。中国・朝鮮との緊張関係は、内政にいかなる影響を与えたのか。大王と国造、天皇制と官僚制、軍事と農事、租税と共同体……。推古朝から大化改新を経て律令国家の成立に至る過程に、首長制の切り口で正面から迫った本書は、今なお古代国家を論じるに避けて通れぬ必読文献である。(解説=大津透) 内容(「BOOK」データベースより) 日本の古代国家はどのような構造だったのか。中国・朝鮮との緊張関係は、内政にいかなる影響を及ぼしたのか。大王と国造、天皇制と官僚制、軍事と農事、租税と共同体…。推古朝から大化改新を経て律令国家の成立に至る過程に、首長制の切り口で正面から迫った本書は、今なお古代国家を論じるに避けて通れぬ必読文献である。
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執筆されたのは今から約40年前であるにも拘らず、未だに新鮮さを失わないばかりか多くの課題を提議してくれる石母田正の名著。日本の古代史を学ぶ方にとっては必読の一冊である事に間違いないので、先ずは手に取って頂きたいと思う。さて、“古代”と言っても幅は広く、中には卑弥呼の活躍や大和朝廷を思い浮かべる方も多いのではなかろうか。だが、著者の言葉を借りるならば「推古朝から大化の改新を経て律令国家の成立に至る時期こそ、国家の成立を総括的に問題にし得る」として、本書では7~8世紀を重視している。これも本書が単なる“古代史”ではなく“古代国家”に拘り抜いている所以であろう。そもそも日本の国家は如何にして成立したのか、その背景には何があり、近隣諸国からはどのような影響を受けたのか…そして、国家内の組織は…外交は…税制は…生産は…。とにかく様々な問題について緻密に検証・解説し、更には著者自身の見解も含めて壮大に論じているので、読み応えは充分であった。因みに、日本の国家の成立には中国や朝鮮半島との関わりが欠かせない為、この点に付いてはかなり詳しく述べているが、それだけではなく、ヨーロッパに留学した経験がある著者ならでは、とでも言うのであろうか…マルクス主義に踏み込みながら日本国家の特色を読み解いている所は興味深い。特に、第四章では班田制や首長制の解説を交えながら、何故、日本の耕地の占有がゲルマン的な私的土地所有に至らなかったのかと言う疑問を投げ掛け、最終的には“アジア的共同体”と“ゲルマン的共同体”の対比に導いて行く所は圧巻でもあった。勿論、これはほんの一例であるが、本書を読めば“アジアの中の日本”…強いては“世界の中での日本”について多くを知る事が出来るであろう。但し、本書を手に取るに当たっては、極めて専門性が高い論文である事だけは留意しておくべきだとは思う。これも、本書があくまでも「国家論」である事を思えば当然ではあるのだが、何しろ私は全くの門外漢だったので、やや難易度が高く感じられたのも事実である。だが、時間は掛ったものの、丁寧に読み込めば決して歯が立たない…と言う程ではなかったので、誰しも臆する事無く挑戦して頂きたい。日本の古代国家の全貌を見せてくれる一冊である。

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