彼女の「正しい」名前とは何か ―第三世界フェミニズムの思想― 新装版
本, 岡真理
によって 岡真理
4.5 5つ星のうち 2 人の読者
ファイルサイズ : 20.67 MB
内容紹介 西洋フェミニズムの「普遍的正義」の裏に、異なる文化への差別意識がひそんではいないか。 女性であり、かつ植民地主義の加害者の側に位置することを引き受け、 「他者」を一方的に語ることの暴力性を凝視しながら、 ことばと名前を奪われた人びとに応答する道をさぐる文化の政治学。 〔目次〕 序章 彼女の「正しい」名前とは何か 序章付記 他者の「名」を呼ぶ、ということ I 「第三世界フェミニズム」とは何か 「第三世界」と「西洋フェミニズム」 カヴァリング・ウーマン、あるいは女性報道 「女性割札」という陥穽、あるいはフライデイの口 第1部付記 文化という抵抗、あるいは抵抗という文化 II 発話の位置の政治学 「文化」をどこから語るか 「グローバル・フェミニズム」の無知 置き換えられた女たち 第II部付記 ポジショナリティ III 責任=応答可能性(レスポンシビリティ) 蟹の虚ろなまなざし、あるいはフライデイの旋回 Becoming a Witness 転がるカボチャ、あるいは応答するということ 第III部付記 〈出来事〉の共振 終章 「他者」の存在を想い出すこと 内容(「BOOK」データベースより) 西洋フェミニズムの「普遍的正義」の裏に、異なる文化への差別意識がひそんではいないか―。女性であり、かつ植民地主義の加害者の側に位置することを引き受け、「他者」を一方的に語ることの暴力性を凝視しながら、ことばと名前を奪われた人びとに応答する道をさぐる、大胆にして繊細な文化の政治学。 商品の説明をすべて表示する
以下は、彼女の「正しい」名前とは何か ―第三世界フェミニズムの思想― 新装版に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
「第三世界の女」と出会うということは何なのか?マイノリティーの女性の問題と向き合うこととは何なのか?あるいはそのような人種、階級、(女)性・・・様々なカテゴライズをする「私」とは何者なのか?そのカテゴリーとは何なのか?問題の当事者でない「私」がマイノリティの問題に関わろうとする時に考えねばならないことを本書は警告する。「あなたは一体何様でどこから誰に向かって様々なことば(シスターフッドの名の元に、女性の権利という名の元に・・・)の名の元にそんな暴力を行使するのか」と。「他者」とどのように出会うべきか、その一つの答えとして本書は全くスマートでないやり方を提示するが、そのある意味どんくさく、厳しい“方法”は私には非常にかっこよく映るのである。岡真理、やってくれるぜ
0コメント